JR西日本は、駅や列車内で預かる年間約130万件の忘れ物に対応するため、株式会社findの「落とし物クラウド find」を駅に導入し、2026年夏頃から運用を始めます。多言語で問い合わせできる「find chat」と、事業者をまたいで探せる「横断検索」を使い、捜索の手間を減らします。
find chatはアプリ不要でブラウザから利用でき、画像添付によるAI画像検索にも対応します。落とし物の所在地が不明な場合も、横断検索で導入企業の情報を一元的に探せる仕組みです。
商業施設では先行導入が進み、JR西日本SC開発が運営する「ルクア大阪」「天王寺ミオ」は2025年12月から導入済みです。JR西日本ステーションシティ運営の「大阪ステーションシティ」でも導入検討を開始し、導入後は大阪駅・天王寺駅で鉄道と商業施設の横断検索連携を予定しています。今後はグループ内で導入施設の拡大を検討し、駅周辺を含めた忘れ物対応の利便性向上を目指します。
source: PR TIMES
